設計 | ・配合設計の提案 ・設計時における最新技術の提案 ・設計時における新材料の提案 |
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施工計画 | ・施工計画時における最新技術の提案 ・3次元FEM温度応力解析 ・温度ひび割れ等の変状予測、対策の立案 ・施工方法および打設順序、養生温度の検討 |
施工管理 | ・コンクリート主任技士、診断士による施工管理 ・新設構造物の非破壊試験による品質管理 ・コンクリート劣化防止含浸材の施工管理 |
★橋台・橋脚・カルバート・擁壁…
温度ひび割れが問題となるのは、ダムのような大規模な構造物をイメージしますが、身近な構造物にもごく一般的に生じるのが温度ひび割れです。
照査すべき部材厚の目安は、壁部材の場合50cm以上、スラブ部材の場合80cm以上とされています。
近年は、このような構造物を施工する際に、温度ひび割れの発生確率を事前照査することが必要となり、対策が求められるようになっています。
試験項目 | 内容 | |
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微破壊試験 | ・ソフトコアリング | 小径コアで強度や中性化・塩化物量を測定 |
・ボス供試体 | 型枠を構造体に取付、強度を測定 | |
・付着強度試験 | 電気防食工法 再アルカリ化 脱塩 電着 | |
非破壊試験 | ・電磁波レーダ法 | 鉄筋の配筋状態・かぶり厚 |
・電磁誘導法 | 鉄筋の配筋状態・かぶり厚・鉄筋径 | |
・静弾性係数試験 | 静的荷重時の応力とひずみの関係 | |
・テストハンマー | コンクリートの圧縮強度推定 | |
・超音波試験 | ひび割れ深さ測定、伝搬速度測定 |
調査項目 | 内容 | |
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調査 | ・ひび割れ調査 | 目視・超音波法・KUMONOS |
・鉄筋探査 かぶり厚 | 電磁誘導法・電磁波レーダ法 | |
・強度推定 | テストハンマー・動弾性係数測定 | |
・浮き ・剥離 | 打音・弾性波法・赤外線サーモグラフィー | |
・圧縮強度 | ボス供試体・コア供試体・反発硬度法 | |
・内部欠損 | 超音波法・赤外線サーモグラフィー | |
・中性深さ調査 | はつり法・コア法 | |
・塩害劣化調査 | 電位差滴定法 | |
・アルカリ量 | 原子吸光分析 | |
・残存膨張量 | コア供試体膨張率 | |
・鉄筋腐食 | はつり法・電気化学的法 | |
診断 | ・解析評価・判定・対策 | |
・調査報告書 |
高所や離れた場所にある構造物のひび割れ幅や位置の測定が可能なトータルステーションによるひび割れ調査方法です。
(NETIS 登録番号 KKー080019-V)
対策 | 主な補修工法 | |
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補修設計 補修工事 |
・ひび割れ調査 | 表面被覆工法 注入工法 充填工法 含浸材塗布工法 |
・表面保護 | 表面被覆工法 断面修復 含浸材塗布 はく落防止工法 | |
・電気化学的防食 | 電気防食工法 再アルカリ化 脱塩 電着 | |
・管路更生 | 製管工法 形成工法 目地補修:INジョイント工法(内バンド) |
耐久性、対摩耗性などに優れたポリマーセメントモルタルと、イオン結合目地を一体化させた表面被覆工法。
(特許第5355488号)
用水路管の漏水事故は、管路本体の劣化によるものではなく、継手部からの漏水が多く見受けられます。 そこで、管内面より継手部に止水バンドを施工することにより、安価に用水路管の機能回復する工法です。 INジョイント工法は継手部の内水圧を1.0Mpa以上としています。